昨日は、オペラの稽古ピアノに行ってきました。
今回の会場は、猛烈に古いけれどホールでした。
舞台上でたっぷり練習できるのは、贅沢な環境です。

昭和臭が漂う空間。今は利用者が相当少ないそうですが、
一番栄えて賑わっていた時代は、どんな催しがなされてきたのだろう・・・
何となく和の雰囲気ですが、ぎこちない洋風感覚があり、独特の空間です。
寄席とか、車人形とか、演歌のコンサートとか、かな?

練習内容は、登場人物の性格について語り合い、
何を感じてそんな台詞が出てきたのか、
その音型は何を描写し、どんな心理状況を導きだしているのか、
人物像に迫るものでした。

一般的にはこのように解釈されている、という固定概念から離れ、
一つ一つ作り上げていくこの作業は、最高に楽しいです。