コロナウイルスの感染拡大により、日常生活に大きな制限がかかり、先行きの見通しも立たない大変な状況になってしまいました。3密を避けて、手を頻繁に洗い、換気や除菌をし、睡眠をよくとって体調管理に気を付けて、この難局を乗り切りましょう。

「空気を肌で感じる生の音」に拘りたいところではありますが、このまま休止したままでいるよりは「今できる事をやる」という方向転換も必要に思い、やっと決心致しました。

昨日、ピアノの先生をされている友人とオンライン画面を立ち上げてお喋りしました。久しぶりに会って会話でき、繋がった喜びを感じました。生徒と先生との繋がりを感じられる事も大切かと思い、妥協すべきところは妥協して、オンラインでのレッスンをご希望の生徒達はレッスンを再開する事に致しました。

防音室内はWi-Fi電波が弱く通信が不安定なため、中継器を設置。オンラインのレッスン中にメールやLINEが届いた場合を考え、生徒の教材を見る為のタブレット端末を別途購入。ピアノの傍にPCを置くためのPCのホルダーを用意。演奏者目線で鍵盤が見えるようウェブカメラを購入し、設置する為のアームを購入。ペダルが少しでも聴き取れるようスピーカーも用意いたしました。Amazonから連日のように荷物が届きました。機材が一挙に増えて違和感を感じますが、そのうち慣れるでしょう。

セキュリティー上の問題もニュースになっていますので、可能な対策についても調べました。完全な防御までは不可能ですが、設定や、小さな事で危険を回避できる事は心得ていく必要があります。

ゴールデンウィーク中は、オンラインお試し期間として、無料でレッスンをし(お一人2回まで)、その後オンラインで継続してレッスンを進めるか、緊急事態宣言解除後に生で直接のレッスンが可能になるまでお休みにするか、を皆さんに検討して頂こうと思います。また、レッスンの時間が普段45分の生徒でも、オンラインでは生徒によって30分の方が適しているかも知れません。一人一人、お時間の見直しも行いたいと思います。

宣言解除となって普段の日常が戻った後は、基本的には生で直接のレッスンの形に戻したいと思います。此方までは遠方で1時間以上かかる生徒さんは、基本がオンラインとなっても構いませんが、2ヵ月に1度程度は生で直接のレッスンをお約束致しましょう。