パブロ・カザルPablo Casals(1876年12月29日 – 1973年10月22日)は、スペイン出身のチェリスト、作曲家、指揮者です。
チェロの近代的奏法を確立した20世紀最大のチェリストで、深い精神性を感じさせる演奏をしました。
指揮者フルトヴェングラーは
「パブロ・カザルスの音楽を聴いたことのない人は、弦楽器をどうやって鳴らすかを知らない人である」
と語った程です。
また、カザルスは、音楽を通じて世界平和のため積極的に行動しました。核実験禁止の運動にも参加しました。
来日した際、スズキメソッドで学ぶ子供たちの合奏を聞き、「世界は音楽で救われるだろう」と述べました。
ニューヨークで国連平和賞を授与されています。