J.S.バッハ
(1685~1750) 独 |
風は見えなくても風車は回っている。
音楽は見えなくても心に響いてくる、囁きかける。
音楽だけが世界語であり、翻訳される必要がない。
そこにおいては魂が魂に働きかける。 |
バッハ
(1714~1788) 独 |
音楽家は、自分自身が感動しなければ、聴き手を感動させることはできない。 |
C.ドビュッシー
(1862~1918) 仏 |
芸術とは、最も美しい嘘のことである。 |
ホルスト
(1874~1934) 英 |
音楽は天国と同じで、束の間の感動をもたらすものではない。それは永遠のものなのだ。 |
F.シューベルト
(1797~1828) 墺 |
ぼくの音楽は苦悩から生まれるのだ。人間はボールのようなものだ。偶然と情熱とが、それを転がして遊ぶ。 |
フルトヴェングラー
(1886~1954) 独 |
すべて偉大なものは単純である。感動とは人間の中にではなく、人と人の間にあるものだ。 |
F.ショパン
(1810~1849) 波 |
毎朝、非常にゆっくりのテンポで練習し指をしなやかにしなさい。 |
F.リスト
(1811~1886) 洪 |
指が五本ついている手がふたつあると思うな。身体から十本の指が生えていると思え。 |
ベートーヴェン
(1770~1827) 独 |
多くの人に幸せを与えること以上に、崇高で素晴らしいものはない。お前にとって、お前の芸術によるほか幸福はないのだ。
有限な存在でありながら無限の精神を持つ私たちは、ひたすら苦悩し、そして歓喜するために生まれてきた。
神がもし、世界で最も不幸な人生を私に用意していたとしても、私は運命に立ち向かう。
真に称賛出来る人物とは、逆境に直面したときに、自分の生き方を貫ける人間なのだ。
この世でなすべきことは、たくさんある。すぐになせ!運命は耐え忍ぶ勇気を人間に与える。 |
パデレフスキー
(1860~1941) 波 |
一日練習を怠ると私にはわかる。二日怠ると批評家はわかる。三日怠ると聴衆がわかる。 |
ギーゼキング
(1895~1956) 仏 |
練習に費やされる時間の多さよりも、練習時における集中力と注意力のほうが、ずっと大切である。 |
ネイガウス
(1888~1964) 露 |
ピアニストは、自分の身体を思うままに操ることが大切である。
そのためには、緊張ゼロの状態と最大限の緊張を知ることが必要だ。 |
ボレット
(1914~1990) 玖 |
自分の心を広くするために、自分の一生をピアノに限定しないために、自分ができることをなんでも勉強しなさい。 |
ホロヴィッツ
(1903~1989) 露 |
さあ世の中へ出て、ミステイクをやってきなさい。
それでいいのだよ。君のミスだから。
でも君自身のミスでなければならない。
君の音楽で、なにかを語ってきなさい。
なんでもいい。それが君だというなにかをね。 |
シュナーベル
(1882~1951) 独 |
わたしの出す音はふつうのピアニストたちの音と似たようなものだ。だが大切なのは、音と音のあいだの間だ。
芸術が宿るのは、まさにそこなのだ! |
ジュリーニ
(1914~2005) 伊 |
曲を知っているというのは第一段階にすぎません。第二段階は曲について瞑想することです。第三段階はそれが貴方の血になるまで吸収することです。 |
ブゾーニ
(1866~1924) 伊 |
ピアニストは、演奏会にたまたま集まった四千人の人たち、見も知らない人たちに、ひとつの同じ感情を吹き込むことを可能とさせる、あの個人的な魅力を備えていなければならない。 |
ワーグナー
(1813~1883) 独 |
仕事をするときは上機嫌でやれ。
そうすれば仕事も捗るし、身体も疲れない。 |
アラウ
(1903~1991) 智 |
演奏家は自分自身を変身させ、自分とは異なった世界に入っていく道を探れる人間でなくてはいけません。 |
リパッティ
(1917~1950) 尼 |
優れた曲に対しては尊敬でなく愛しなさい。
なぜならそれは永遠に生き続けるものだからです。 |
シューマン
(1810~1856) 独 |
画家は詩を絵画にし、音楽家は音楽で絵を描く。 |