昨日、生徒さんから素晴らしいなお話を聞き、自分でもネット検索しました。
それは「帝京大学ラグビー部の組織改革と9連覇」についてです。
コーチングの流儀
帝京大学ラグビー部の強さの理由
日々の健康管理
人生の勝者を社会に送り出す
体育会系の厳しい上下関係を撤廃し、上級生が掃除などの雑用をする。
上級生は、体力的にもまだ弱い下級生が取り組みやすいように常に優しく見守る。
話し合いの場は少人数で行い、誰もが発言しやすくし、風通しを良くする。
試合に出られない選手も、大切なメンバー。
一人一人の、毎日の入念な体調チェック。
それによって、下級生は上級生を好きになり、信頼し、尊敬するようになる。
尊敬する人の注意は、納得して実践したくなる。
上級生はチームの状況を細かく把握できるようになる。
自ら考えて行動するようになり、アイディアも湧くようになり、チームは活性化し、実践できる喜びが実感でき、楽しくなる。
勝ちに行く、というよりは、チーム全員が力を結集させたいという気持ちで試合に臨む。
これは、本当に素晴らしい事です。
大きな力を発揮できる時は、楽しいもので、好循環の連鎖が生まれそうです。
学校が楽しくて毎日がワクワク、という気持ちで毎日通う事ができれば、子供たちは素晴らしい成長を見せるでしょう。こういった考え方の人が組織のトップに立てば、組織は大きな発展を遂げるでしょう。こういった考え方の政治家が増えれば、社会全体が大きく改善するでしょう。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という句は、読み人知らず、という事ですが、この精神性を持つ人がトップに立つべきです。
仕事が楽しい、と思って通勤している社会人はどの位の割合でしょうか?大きな組織の中では、どうせ自分のアイディアなんて反映されないし、自分のやる事だけ割り切ってやってお給料もらうだけ、という考えの方も多いかと思います。
先日、防○大学の寮生活内部の報道を見ました。恐ろしい強制収容所みたい悪夢のような実態に驚きました。1年生はゴミ、2年生は奴隷、3年生は人間、4年生は神、というカースト制度。凄まじい虐め。
長年続く悪しき習慣は撤廃するのが大変でしょうけれど、ここは勇気を持って撤廃し、良いものを取り入れていくという実践が社会全体に浸透していくと嬉しいです。
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