前向きな考え方が大好きな私ですが、
今日はマイナス思考の代名詞ともいえる有名人を挙げてみます。
それは、フランスの小説家、劇作家、哲学者のアルベール・カミュ
(1913年11月7日 – 1960年1月4日)。
今日はカミュの命日です。

第二次世界大戦中、28歳で発表した『異邦人』はすさまじい反響を呼び、
カミュは決定的な名声を得ました。この『異邦人』を解説したものが『シジフォスの神話』です。
1957年、史上2番目の若さでノーベル文学賞を受賞。

カミュと言えば思いつく言葉は「不条理」です。
カミュの名語録より幾つか紹介します。
「人間は現在の自分を拒絶する、唯一の生き物である」
「人生それ自体に意味などない。しかし意味がないからこそ生きるに値するのだ」
「人間の奥底には、生きる意味を死に物狂いで知りたがる願望が、激しく鳴り響いている」
「重要なのは、病から癒えることではなく、病みつつ生きることだ」

なんというネガティブ志向なのでしょう。人生、さぞ苦しかった事でしょう。