27日の日曜日は長い1日でしたが、とっても充実していました。

朝、オーケストラの入団試験でホルンの伴奏、
昼、フランス音楽研究会でフランス歌曲を伴奏、
夕方、オペラのキャストオーディションでオペラアリアの伴奏、
夜、オペラの重唱の伴奏、
早朝に出かけて、深夜に帰宅しました。

夕方になると、朝の本番が随分前の出来事のように感じました。
移動が多かったので、逆に切り替えタイムに都合良かったです。
天気が良くて、助かりました。

勤務先の高校の吹奏楽部では、この日、定期演奏会が開催されましたが、
卒業前の最後を見送る事が出来ず、残念でした。
3年間頑張ってきた卒業生の姿を一人一人思い描きながら、
心の中で、密かにエールを送りました。
自宅に通っている生徒が、私の代わりに聴きに行って来てくれました。

この日の夕方、長年演奏は聴かせて頂いていて、かねてから存じ上げていた、
歌の伴奏では著名なピアニスト、A先生とお話をする機会がありました。
連絡先も交換させて頂けて、かなり興奮しました。

海外の演奏家が来日してリサイタルされる時、
初めての日本の伴奏ピアニストとうまく演奏できるか、
どんな名手であっても不安な気持ちや緊張があると思います。

A先生の、気さくでお優しくて、明るいお人柄により、
歌い手の皆さんの心もホッと和み、解放し、
安心して自分らしく演奏に向かう事が出来るのでしょう。
歌い手さん達からの絶対的な信頼を得ていらっしゃるのも、納得です。