今日は、デュオを組んで一緒にピアノを演奏している友人と「国際ピアノデュオコンクール」を聴講しに行ってきました。
3年に一度の開催です。勿論日本人の参加者が多いのですが、ロシア、アメリカ、ドイツ、韓国からの参加者もいらっしゃいました。
前回の国際作曲コンクール(当コンクールと同じ主催者)での優勝作品が課題曲となり、全組が同じ課題曲を演奏します。自由曲との合計で、一組20分弱の持ち時間です。
なかなか聴き応えがありました。お昼休みはたったの44分間、朝9時半に演奏が始まり、17時半近くまでかかりました。
最初から最後まで聴いた人には、特に気に入った組を投票できます。投票の結果で、特別聴衆賞が決まります。
審査員になった気分で、メモを片手に真剣に聴きました。眠くなった場合に備えて、ミントタブレットも用意しました。
皆さん、とても良く演奏なさっていました。
アジア人の多くは、打鍵という言葉通りにkeyを上から下に打って音を出しているのに対し、ロシア人のタッチは、深くから上へ音色を呼び起こすようで、腕から楽器にかけて滞りのないエネルギーの自然な流れを感じました。根本的に、タッチ、音色・・・などに対する概念が違うんだなぁと思いました。この組の演奏が聴けたのは、大きな収穫でした。
予想通り、優勝も聴衆賞もロシア人ペアでした。デュオには、ソロにはない面白さがあります。連弾だけでなく2台ピアノもやりたいですが、練習環境が厳しい。。。
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