今日は、ピアノのレッスンと、歌や管楽器との伴奏合わせで、一日自宅での仕事でした。

ギャリック・オールソンがスクリャービンの詩曲全集というCDを出しています。
最近入手しましたので、今日ipodに入れて、全部聴いてみました。
光りを放つような美しい音色と、冴え冴えとした鋭い感覚、切込みの厳しさと冷静さ、
なかなか素晴らしい演奏です。

しかし、スクリャービンばかりを練習していると気が狂いそう・・・
人情的な思い入れに傾斜せず、閃きを大切にし、
高揚してもどこか厳然として揺るぎなく保つ冷静さがないと、演奏できないと思います。
ポエム全集を正気で取り組み通せるだけで、神業な気がしました(笑)

バッハやモーツァルトなどと組み合わせて練習しなければ、
幻影が見えてきて病気になってしまいそうです。

やってみたい曲は限りなくあるのですが、先ずは1~2曲、選んでみようと思います。