先日のアンドレア・ロストの演奏会でバッタリ会った友人と、
今晩会ってお喋りしてきました。
その友人は私と同い年で、ロシア留学経験のあるソプラノ歌手です。
今も、より良い発声を求め続け、真剣に歌に取り組んでいました。
本当に歌が好きなんだなぁ・・・素晴らしい!とても良い刺激を貰いました。
話し声も、以前よりも自然で滑らかに聞こえました。
発声への研究が順調に実ってきているのでしょう。

今日の話題は、ボエームのミミ、リゴレットのジルダ、マントヴァ侯爵・・・
などの様々な登場人物のキャラクターについて、
オペラの原作や、その原作が書かれた時の時代背景・・・等々。

オペラしか知らないでストーリーを味わっていても、
原作やその時代の事を知らなければ、曲から気づきを得られない事って色々ある筈。
でも、その様々な背景を知ると、ちゃんとその描写が音楽上になされている凄さにも気づける筈。
登場人物の、内面の描写によって、オペラ全体の人間模様が全く違ったものになったりします。

やはり、作曲家って、物凄いです。勉強すればするほど、作曲家の凄さに気づかされます。
今日のお喋りも、興味の尽きない内容で、実り多いものでした。