モーリス・ラヴェルMaurice Ravel ( 1875年3月7日- 1937年12月28日)は
『亡き王女のためのパヴァーヌ』、バレエ音楽『ボレロ』、
『展覧会の絵』(ムソルグスキー作曲のピアノ曲)のオーケストレーションでよく知られたフランスの作曲家。
バスク系フランス人です。
卓越した管弦楽法と精緻な書法が特徴的。
ラヴェルはドビュッシーと共に印象派の作曲家に分類されます。
ラヴェルの作品は音使いこそ斬新ですが、形式的には古典的な曲形式に立脚していて、
ドビュッシーとは一線を画しています。
でも共通なことは、ドビュッシーもラヴェルも日本美術が大好きだったようです。
ラヴェルの作品は多くは弾いていませんが、中でも気に入って何度か弾いた曲は「夜のガスパール」。
ベルトランの詩集から「オンディーヌ」「絞首台」「スカルボ」に想を得て作曲した作品。
詩集を読んでみたい、と思い探しましたが絶版になっていてなかなか見つからず、
やっと見つけて古書として購入しました。高かったぁ・・・5000円近くもしました。
が、詩集としてはちょっと読みにくいです。
ラヴェルはピアノ曲もたくさんオーケストレーションしていますが、この曲はアレンジされていません。
ピアノでしか表現できなかったのでしょう。
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